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【政治部デスクの斜め書き】デジタル担当の仕事とは…田母神会見などのニュースはどう処理されたか (1/3ページ)

2008.11.16 20:02
このニュースのトピックス政治部デスクの斜め書き

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 産経新聞東京本社12階の編集局にある速報センターで、「デジタル編集長」が“指示”を出す。指示を受け、端末を操作し、本紙から送られてきた記事を、MSN産経ニュースのトップ記事として編集する。「デジタル担当」の政治部デスクになって約1年がたった私は、月に何回かは、「副編集長」として、こんな仕事も行っている。

 政治部デスクは日々、国内の政局、政策など政治を深く追求していくわけだが、副編の扱うテーマは、自然災害、国際関係、スポーツなど幅広い。2つの業務は共通項が必ずしも多いとはいえない。しかし、「ウェブ・パーフェクト」の時代、新聞社でも速報性のあるインターネットをより重視するようになり、デジタル関係にも積極的に本紙記者も投入するようになった。

 副編の当番にあたると、1日9時間程度、速報センターで作業を続ける。当番のデジタル編集長と副編2人の計3人が中心となって原則、すべてのニュースを処理する。また、記事によっては関連記事をつけたり、写真をはり付けたりと多忙だ。このため、食事の時間以外には、ほとんど席を立つ余裕はない。

 楽とはいえない環境だが、楽しみもある。速報センターの場所は、編集局の中でも、局長や本紙朝刊の編集長の席に近い中心部にあり、その日のあらゆるニュースに敏感に対応することができるからだ。

 こんなこともあった。遅番の副編にあたると、通常、勤務は夕方から翌日の午前1時半ごろまでだが、7月24日未明に岩手県で大きな地震が起きた。発生が未明だったため、幸い大きな被害はでなかった。しかし、本紙朝刊の締め切りが過ぎた後も、状況の見極めがつくまで延々と、現地の様子や政府の動きなどを伝える記事を処理する作業は続いた。

 このように、MSN産経ニュースは、より速く利用者に提供することができ、速報性が最大の武器となっている。

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