[PR]
ニュース: 政治 RSS feed
教科書のページを増やせ 教育再生会議が方針
このニュースのトピックス:福田内閣
政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾塾長)は28日、都内のホテルで会合を開き、教室で授業を受けながら使うことが前提となっていた小中高校の教科書を、「自学自習にも適した内容」にするため、とくに国語、理科、英語のページ数を倍増する方針を打ち出した。「ゆとり教育」からの脱却を目指す一環で、秋に福田康夫首相に提出する第2次報告にまとめる。
会合では、事務局から教科書のあり方について「考える力、探究する力、知識を活用する力の基になる題材の提供が必要」「発展学習や補充学習の内容をもっと記述すべき」などとする素案が配布された。
これを受けて、「『教科書は全部教えるもの』という教科書観を柔軟なものに変えていくことが欠かせない」との意見で一致した。その上で、教科書の質を充実させれば分量も必然的に多くする必要があるとして、現在より分量を増やすべきだとの方向でまとめることで決まった。
安西座長は会合後の記者会見で「従来の教科書観を越え、柔軟な教え方のできる発展型の教科書、『開いた教科書観』を作っていくべきではないか」と述べた。
これまでも検討してきた携帯電話を通じた有害情報対策については、専門の作業部会を設けることを決めた。作業部会では、小中学生に携帯電話を持たせない取り組みを学校やPTAを通じて普及させる方策や、閲覧可能なサイトを指定できるようにする「ホワイトリスト方式」の運用方法について議論していく。
懇談会ではまた、大分県の小学校教員採用をめぐる汚職事件について、委員から「採用システムをより透明化すべきだ」との意見が出て、近くアピール文を出すことも決めた。
[PR]
[PR]