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【官房長官会見(2)】「核兵器は第3段階の措置 北朝鮮の核計画申告」(11日午前)
【諫早湾干拓訴訟】
−−諫早湾の訴訟で政府はきのう控訴したが、控訴をめぐって、環境派を自任する法務大臣が条件を付けた形となったが、行政訴訟の手続きを担当する法務大臣が個人の思いから条件を付けるのはどうかという声もあるが、長官はどう考えるか
「条件を付けたとは、私は聞いておりません」
−−控訴には反対をされたと
「いや、控訴に賛成をされたから、今回のこういう結論に立ちいたったわけですね」
−−特に対応に問題はなかったということか
「あのー、若林大臣は基本的には地元の漁民の方々、農業者の方々、災害が場合によれば起きるかもしれない、そういう地域の方々、また、知事さんや議会のみなさん、そういう幅広い声を聞きながら、何が一番いいだろうかということを判断をされたわけでございまして、控訴はすると。しかし同時に開門して、調査をするということの可能性についてですね、まずアセスメントをしてみなければいけないので、環境省とも話をつけたので、まず環境アセスからやっていくと。その結果を踏まえて、関係する方々の合意あるいは同意を得ながらですね、今後の対応を考えていくんだということで、結論付けをされたわけでございまして、これについて、今、鳩山大臣という話がありましたけれども、それは鳩山大臣の本分ではないわけでありまして。環境問題というのは。いずれにいたしましても、まあ、副大臣にしてもですね、関係する方々がこれでいいということになったわけでありまして、若林大臣の調整の努力の結果だと、こう思っております」
【6カ国協議】
−−6カ国協議で、きのう、日本の代表から北朝鮮による核計画の申告について、核兵器に関する部分が含まれていないという指摘があったようだ。日本政府として、核兵器が含まれていない申告が不十分だいう認識ということか
「あのー、核兵器、そしてすべての核計画については、第3段階のテーマであるという認識で、これまでも大体来ております。そういう意味で、今回は1つのステップとしての第2段階であり、第3段階を経なければ、最終的な核のない、核兵器のない朝鮮半島は実現をしないという位置づけで、これまでも臨んできておりますし、そのことを改めて再確認できると思います」
−−第2段階としての核計画の申告の中に、核兵器の部分が含まれていないことは特に問題はないということか
「それは第3段階の問題であるという認識だと思います。まあ、もちろん、それは第2段階に含めてはいけないということはないと思いますけどね。これまでの議論の流れからすると、それは第3段階のテーマですねという理解だと思います」
【サミット警備】
−−サミットでの警備態勢だが、厳しすぎるという声もある一方で、結果的には何も起こらず平穏無事に終わった。警備態勢についてどのように総括するか
「私は大変にいい警備が、万全の準備を行い、いい警備ができたからこそ、事件が起こらずに終わったと。終わることができたということであって、万が一、軽い警備にして、事件でも起きたら一体どうするんだろうかと。批判するほうは簡単でありますけれども、やはり常に最悪の事態に備えるのが警備だと、こう思いますので、警察、自衛隊、海上保安庁、あるいは出入国管理等々ですね、あるいは税関、非常に幅広いみなさん方がよく緊密に連絡をとって、警備にあたっていただいて、警察、消防はもとより。そういう意味で、今回は横の連絡もよくとれていたというふうに総理も言っておられましたけれども、そうしたことを含めて、今回の警備は、私はよかったんだろうと思っております。まあ、警備が過重で、それは過重だというご批判はあるでしょうし、その結果、観光客がその期間減ったとか、いろいろなご不満があることは承知をしておりますが、それでもみなさん、よく理解をし、ご協力をいただいたことは、感謝をいたしております。一時的に、確かに、それは売り上げが減った方々もおられたかもしれないけれども、沖縄をごらんになっていただければですね、長い目で見て、確実に北海道への、あるいは洞爺湖地域への観光客等が増えていく。あるいは会議もそこで開かれるといったような形でですね、その効果といったものは後々、大変大きなものがあるだろうと。長い目でそうした一時的なご不便というものはですね、ご理解をいただいた上で、長い目で見て、大変なプラス効果があるということは、ぜひご理解をいただきたいし、また、ご理解をいただける状況に必ずなるだろうし、また、政府としても国際会議の北海道への誘致ということを先般決めたところでございますので、そういったところも相まってですね、北海道には一時的なご不便をかけた方々もいらっしゃるけれども、必ずこれはプラスの成果というものが残ることは間違いないと、こう私は確信をいたしております」