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【官房長官会見】イランのミサイル実験「どういう国際的な感覚をしているのか」(10日午前)

2008.7.10 12:02

 町村信孝官房長官会見は10日午前の記者会見で、イランがミサイル発射実験を行ったことについて、「どういう国際的な感覚をしているのか。誠に残念だ。決してプラスにならない」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

【諫早湾干拓事業訴訟】

 −−諫早湾の訴訟についてだが、政府内の対応はどうか

「目下調整中であります」

 −−今日中には結論を出すのか

「今日は、そうですね」

 −−鳩山邦夫法相は国の控訴に反対の意志を示しており、仮に控訴する場合でも開門調査をすべきだと言っているが、長官はどう考えるか

 「さあ、そういうご意見があることは聞いておりません」

 −−仮に農水省と法務省の意向が違った場合は官邸が調整に乗り出すのか

「そういう仮の質問にはお答えしません」

【道路特定財源】

 −−公明党のプロジェクトチームが昨日、道路特定財源の一般財源化について、国の道路整備費の1割程度、約2000億円を一般財源化して社会保障費にあてたらどうかとまとめた。一方、自民党の古賀誠選対委員長も、必要な道路の整備を一部凍結して社会保障財源にまわしたらどうかと発言しているが、そのような考えについてどう思うか

「あまり詳しく、いろんな場面での発言が正確に入ってくるわけではございませんので、不確実な情報について、あまりコメントをすることは、私の立場では不適切だとは思いますが、いずれにしても道路財源についてですね、今後のあり方について、与党内でまず検討するということになっておりますから、いろいろなお考えに基づいて、与党内でのまずコンセンサスをつくることが大事だと思っております」

【イランのミサイル実験】

 −−イランがミサイルの発射実験を行ったが、見解を

「地域の平和とか安定ということを考えたときに、マイナスにこそなってもプラスにはならないと、こういうことはだれの目にも明らかだろうと私は思いますので、そういう意味で、こうした行為についてはですね、やっぱり自制を強く求めたいと思います。特にサミット(主要国首脳会議=北海道洞爺湖サミット)の最終日にわざわざこれを撃つということについてですね、どういう国際的な感覚をしているのか。誠に残念な思いがしております。こういう行動をとるからこそ、逆に制裁の議論が強まったり、高まったりするわけでありまして、私は決して国際社会の平和と安定の実現のためにイランのこうした行動はプラスにならないと考えます。そういうことは、まさにサミットでも議論をされたテーマでもあるわけであります」

 −−イスラエルへの牽制(けんせい)という見方もあるが、かなりイランの強硬派は過激なことを言っているようだが、中東情勢への影響をどう考えるか

「まあ、言葉でのいろいろなやりとりというのは、どこの世界にも、また中東の世界にもあるわけでありまして、まあ、ある人の見方によれば、言葉が出ているうちは実は心配はないんだと。そういう皮肉な見方さえあるようであります。しかし、言葉が行動を呼ぶ場合だって、なきにしもあらずですから、真剣に地域の平和、国際の平和のために関係者が真摯(しんし)な努力をしてもらいたいと思っております」

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