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7月末の内閣改造浮上 首相、サミット後に決断
福田康夫首相は、7日に開幕する主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の終了後、内閣改造についての是非を決める方針を固めた。実施すれば首相にとって初の本格的な組閣になり、早ければ今月28日にも実施する。ただ、改造が必ずしも政権の求心力向上につながらない場合もあり、8月下旬召集予定の臨時国会が閉幕するまで封印することも検討するとみられる。
首相は4日午後、改造の可能性について「白紙は白紙だ」などと語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は現在、「北海道洞爺湖サミットの議長国としての務めを果たすことに専念している」(首相周辺)こともあるが、サミットは9日に終わり、11日に国家公務員制度改革推進本部が発足すると、北朝鮮問題を除けば当面の目立った政策課題はなくなる。
週末の12日から数日間は首相公邸にこもるなどして、できるだけ外部との接触を断ち、6月23日の記者会見でも述べた「政策の総合評価」に充てる方針。また同日の記者会見で表明した厚生労働に関する「5つの安心プラン」が7月下旬にまとまる予定で、改造を決断した場合はプランの完成を待って行いたい考えだ。
改造をめぐっては、自民党の森喜朗元首相も4日、東京・立川市で講演し、「福田首相はここまで耐え難きを耐え忍んできたのだから理想的な閣僚を選ぶ方がいい。7月後半から8月のお盆前に踏み切るのではないか」との見通しを示した。また、「首相はまさに明鏡止水、静かな気持ちで洞爺湖の湖面を見て、次の政治アクションを取るのではないか。改造をすれば総選挙を行うと受け取られるかもしれないが、何もやらないと『(首相は)辞めるつもりなのか』と思われかねない」とも述べた。
一方、衆院解散について「原油高や食料品への価格転嫁で国民の不満が出てくるため、一番やりにくい選挙になる。平成21年度予算や関連法案を片付けておかないと自民党にプラスにならない。来年6月か7月ということになる」との考えを示した。