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北海道洞爺湖サミット(7〜9日) 「環境」と「食糧」テーマ (1/2ページ)

2008.7.2 08:47
このニュースのトピックス国会
第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)のメーン会場となる「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。後方は洞爺湖第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)のメーン会場となる「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。後方は洞爺湖

 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)首脳会合が7日から3日間の日程で開かれる。1975年、フランス・ランブイエで第1回サミットが開かれて以来、34回目となる今回のサミットでは、地球環境・気候変動、食糧や原油価格高騰、アフリカ・開発、不拡散体制強化などが主要テーマとなる。日米英仏伊と西ドイツ(当時)の6カ国で始まったサミットは、その後、カナダ、ロシアが加わり、G8体制となった。ここ数年は中国、インド、ブラジルなどの新興経済国やアフリカ各国の首脳との対話も行われる。G8だけでは解決できない地球規模の問題への取り組みが求められている。

 ■福田首相「成果」へ意欲

 「父を尊敬してやまない福田康夫首相には、サミットへの特別な思いがある」

 首相の出身派閥である自民党町村派のベテラン議員はこう解説する。父の故赳夫元首相は昭和53年(1978年)、故大平正芳首相に自民党総裁選で敗れ、東京サミットを目前に政権を追われた。当時、父の秘書官だった首相は議長として洞爺湖サミットを成功させることで、約30年来の父の「無念」を晴らしたいところだ。

 内閣支持率が低迷する中、世界の注目を集める華々しいサミットは首相にとって、政権浮揚への格好の外交舞台にもなる。

 「派手なパフォーマンスを嫌う調整型政治家」(自民中堅議員)とのイメージが強い首相だが、ことサミットに向けては果敢な「攻め」の姿勢をみせてきた。

 窮屈な国会日程の合間を縫って6月上旬に、サミットの地ならしのために5日間でドイツ、英国、イタリアの欧州3カ国を駆け足で回った。ローマで開かれた国連食糧農業機関(FAO)主催の「食糧サミット」にも出席し、食糧増産を目的とした約5000万ドル(約52億円)の追加支援などを表明した。

 政府の「地球温暖化問題に関する懇談会」の政策提言を待たず、温暖化対策に関する「福田ビジョン」を発表し、温室効果ガスの排出枠を売買する国内排出量取引制度の導入をぶち上げた。

 「政治的な成果を得たいと思っている。これはG8(主要8カ国)における責務だ」

 首相は6月17日のG8の通信社首脳によるインタビューで、自身の意気込みをこう強調してみせた。

 自民党内の一部では「サミット花道論」もささやかれているが、「首相はむしろ、サミットを機に政権基盤を一層固めていく腹積もりだ」と周辺は言い切る。(政治部 杉本康士)

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第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)のメーン会場となる「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。後方は洞爺湖

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