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骨太の方針 福田首相、与党の歳出圧力受け玉虫色決着 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:道路特定財源
政府が27日に閣議決定した福田政権発足後初の「経済財政改革の基本方針(骨太の方針2008)」は、消費者行政への転換、行政のムダ・ゼロなど「福田カラー」がにじむ内容となった。しかし歳出抑制路線を堅持するとしたものの、道路特定財源の一般財源化に向けた使途や規模の明記を見送るなど、族議員の「歳出圧力」に押されたことは否定できない。福田康夫首相には、結論先送りで与党内の路線対立を回避する思惑があったとみられるが、「決断できない首相の性格を象徴している」との声も漏れている。
首相は骨太の方針が答申された27日の経済財政諮問会議で、「私が考える改革の全体像と道筋を示したのが、この基本方針だ。改革の芽はまだ小さいが、多くの分野で変化が起きている」と胸を張り、政府一体となって「福田改革」を加速させていく考えを強調した。
首相が決断に二の足を踏んだ一つが、自らが主導した道路特定財源の一般財源化だ。17日の諮問会議で首相は、来年度予算編成の方針として「(道路特定財源を)生活者が真に求める重要施策に予算配分を変えることが重要だ」として、生活者財源として分配する意向を重ねて示した。だが一方で「地方の発展に欠かせない道路をつくる」と自民党道路族に配慮もみせた。