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厚生年金560万件に誤り? サンプル調査で1.4%にミス (1/2ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
年金記録紛失問題について、社会保険庁は27日午前の関係閣僚会議で、厚生年金の手書き台帳記録とオンライン記録が一致しない記録が1.4%あったとするサンプル調査の結果を発表した。原因の大半は入力ミスとみられるが、記録を改竄(かいざん)したケースが含まれている可能性もある。厚生年金は事業主の届け出に基づいて入力されるため、ほとんどミスは生じないとみられていたが、予想以上に多い数字。厚生年金の手書き台帳記録4億件にあてはめて機械的に試算すると、560万件に誤りがある計算だ。
調査結果を受けて、政府は手書き台帳の検索システム整備などの追加対応策を決めたが、全件照合については平成24年度以降に先送りした。
サンプル調査は、全国から抽出した1万9979件について実施。手書き台帳とオンライン記録に食い違いがあったのは277件。このうち、年金額に影響がある未入力記録が48件、加入期間や標準報酬月額(月収)が異なっていた記録は215件だった。記録が基礎年金番号に統合されず宙に浮いたり、別人の記録に誤って統合される原因となる氏名・生年月日・性別の相違も18件見つかった。
社保庁は、厚生年金記録は入力事項が多いため、手書き台帳記録を入力した際に内容を誤って打ち込んだものが大半とみている。ただ、保険料収納率を上げるために、社保庁職員が不正にオンライン記録の標準報酬月額や加入期間を改竄していたケースが含まれていることも考えられる。

