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「ねじれ国会」で見せた福田首相の“素顔”は (1/2ページ)
このニュースのトピックス:国会
通常国会が21日に終わり、福田康夫首相は「ねじれ国会」の苦しみからひととき解放された。新テロ対策特別措置法や道路特定財源関連の法案で3度も衆院で再議決を使ったほか、日銀総裁人事での混迷、戦後初の参院での首相問責決議と異例ずくめだった国会。「番記者」の前で首相がみせたのは「飄々」という前評判にはおさまらない、いくつもの顔だった。(中西昭仁、山本慎一)
■晴れ晴れ
通常国会閉会の前日の20日。夕方の記者団との「ぶら下がり」取材で「正直申して、首相就任以来、わずか2日間を除いて、ほとんど国会でした」と、晴れ晴れしい笑顔をみせた。
この日は特別、表情がすがすがしい。
自民党代議士会でも、こんな発言で出席者を一瞬動揺させた。
「あんまり長くないですけど…」
『辞任』か? 会場はざわめいたが、首相は数秒間置いて「夏休みはあまり長くないかもしれない」。臨時国会の8月召集を予告するのに、冗談を言うほどの余裕をみせた。
■興奮収まらず
あまり表情を変えない首相だが、怒りが爆発したこともあった。
新テロ対策特別措置法が衆院での再議決を使って成立した1月11日。「話し合い路線」に応じない民主党への嫌みがこもった。
「本当に丁寧に、丁寧に(民主党に)説明してきました。それを暴挙といわれると、何が暴挙でないのかという感じもしないでもないですけどね」
日銀総裁人事も腹に据えかねた。2度も民主党に候補者を不同意にされ、4月9日の党首討論では「(副総裁候補も含め)もう4人も否定したんです。権力の乱用というんです。人事権の乱用というんです」。
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