MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

「北」はカードを切ったのか? 日朝交渉進展を示唆

2008.6.13 00:32
このニュースのトピックス福田内閣

 北京で行われた12日の日朝実務者協議では、北朝鮮側が拉致問題に対する見解を表明したが、政府はその内容を明らかにしていない。このため、北朝鮮側から、福田康夫首相の判断と指示が必要な何らかの新提案があったとの観測が強まっている。具体的には、11日の協議で、日本側が要求した日航機「よど号」乗っ取り事件の実行犯引き渡しについて、北朝鮮から前向きな回答があった可能性がある。警視庁はメンバーの1人を、有本恵子さん拉致事件の容疑者として国際手配している。

 よど号事件に関しては、政府はこれまで「拉致問題とは、ちょっと性質が違う」(福田首相)として、仮に北朝鮮が引き渡しに応じても、ただちに拉致問題の進展とはみなさないとの姿勢をとってきた。ただ、米国はテロ年次報告書で「北朝鮮はよど号を乗っ取った赤軍派をかくまっている」と指摘しており、北朝鮮が求める米国によるテロ支援国家指定の解除には一定の影響を与えそうだ。

 今回の日朝協議に関し、高村正彦外相は10日の記者会見で「相手側が大きく一歩踏み出して具体的な行動をとれば、わが方も大きく踏み出した具体的行動をとる」と述べている。北朝鮮の対応次第で、日本も対北朝鮮経済制裁の一部緩和などの見返りを行う用意があることを表明したものだ。

 しかし、よど号事件の実行犯引き渡しだけでは、外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長が福田首相に判断を仰ぐ必要はない。このため、拉致被害者家族の関係者は「北朝鮮は追い込まれてカードを切ってきたのではないか。政府認定の拉致被害者のうち、未帰国の12人にかすっている可能性がある」と指摘する。

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。