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【集う】最後の海軍兵学校連合クラス会全国大会(9日、東京都新宿区のグランドヒル市ケ谷)
旧海軍のエリートで海のジェントルマンを育てた海軍兵学校の卒業生が4年に1度集まる「海軍兵学校連合クラス会全国大会」が今回開いた第8回で、卒業生の高齢化のためその幕を閉じることとなった。
クラス会は実行委員長の菱川信太郎氏(海兵75期)が「戦陣に散華した人たちが望んだのは美しい国土と日本人の心であり、これを次代の人が受け継いでくれることを祈り、(連合クラス会を)解散したい」と開会の辞を述べ、海自横須賀音楽隊が伴奏する国歌斉唱に続き軍艦旗掲揚、「国の鎮め」吹奏に合わせた黙●(=示へんに寿の旧字体)(もくとう)で厳かに始まった。
大会会長の本村哲郎氏(65期)は「先の大戦で痛恨の敗戦を喫したが、海軍最後の日に海軍大臣米内光政大将は主要幹部に海軍の再建、海軍技術の活用、美風を後世にと希望した。この大臣の希望に沿った努力が今日の繁栄に通じた」と戦後の復興に果たした海兵出身者の労をねぎらった。
来賓として純白の夏制服に4つ星の肩章をつけて出席した海上自衛隊の赤星慶治海幕長は「海自では長老だが、ここでは若いのでうれしい。みなさんの日本へのご貢献、ご奉仕に心から敬意を表す。最近事件や不祥事が多い海自だが、海軍のよき伝統を受け継いで国民の負託や信頼に応えられるよう努力したい」とあいさつした。
この日は62期から最後の78期までの430人が全国から集まり、期ごとにテーブルを囲み、思い出話や記念撮影に時を忘れた。海兵の昭和に入ってから昭和19年までの卒業生約5000人のうち、約2500人が戦死しているだけに各期の結束は強く、昭和48年から始まった同窓会にあたる連合クラス会は解散するが、同期会にあたる各期の会合は今後も続けられる。
最後の「軍歌演習」では「艦船勤務」「江田島健児の歌」「軍艦」を歩調を取りながら背筋を伸ばして一同が唱和、熱気が会場を包んだ。(大塚智彦)
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