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調査捕鯨での冷静対応で一致 日豪首脳会談
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福田康夫首相は12日午前、首相官邸でオーストラリアのラッド首相と初の首脳会談を行い、オーストラリア国内で反対の声が強い日本の調査捕鯨について、両国関係が阻害されないよう冷静に議論し外交的解決を目指すことで一致した。地球温暖化対策での国際的枠組み作りへの連携や経済連携協定(EPA)合意に向けた交渉継続なども確認し、会談後に「共同ステートメント」を発表した。
調査捕鯨について、ラッド首相は会談後の共同記者会見で「友人同士の意見の不一致で、強力かつ前向きな2国間関係を阻害するような不一致ではない」と強調するとともに、「ある程度時間をかけ外交的に解決させていきたい」と述べた。
会談では、福田首相が「アジア・太平洋において重要な意義を持つ日豪関係を強固にすべく協力していきたい」と述べ、ラッド首相は「地球温暖化がテーマとなる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で福田首相に多大なるリーダーシップを発揮してほしい」と応じた。地球温暖化では、福田首相が産業、分野別に温室効果ガス削減可能量を積み上げる「セクター別アプローチ」を用いた目標算定について説明、ラッド首相は「有用な方法」と評価した。
このほか、11月上旬にオーストラリアで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催するなど安全保障分野でも協力強化を確認した。



