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政策を問う 元“異端の官僚”高橋洋一東洋大教授 (1/2ページ)
−−特別会計や独立行政法人の資産・積立金に利用可能な多額の資金が隠れているとする「埋蔵金」問題を指摘した
「平成16年秋ごろから政府のバランスシートの資産負債差額を分析したところ、特会を全部あわせると(超過積立金が)50兆円くらいあって、他に独法にもあった。これを17年4月の経済財政諮問会議で公表したが、全部使えるというわけではない。そういう意味では埋蔵金候補だ」
−−どれくらい使えるか
「どんなことを政府に期待するかによって違うから答えは確定しない。たとえば財政融資資金特別会計なら、金融活動するための金利リスクへの備えとして昨年末まで約20兆円を準備していたが、国民が金融活動はやめろといえば準備金を全部使える。そこまで極端でなくとも、昨年末、低リスクだから(準備金に)これほど不要とした結果、9・8兆円の埋蔵金が出てきた。ただ、どこまでのリスクを許すかは国民の考えること。財務省が決めることではない」
−−埋蔵金候補のありかが分からないと判断できないのでは
「それは本末転倒だ。役所のやることを前提としているが、役所に何をしなさいと指示するのは国民。株主は国民で、財務省なんて単なる財務部の執行人、使用人に過ぎない」
−−埋蔵金候補の現状は
「財政融資資金は昨年末に9・8兆円出し、外国為替資金特会は(円高で)評価損が出ているから、多分合計で30兆円以内だろう。使うかどうかは別で、しかも毎年、増減する。私なら決算ごとに毎年精査して必要額を積み立て、余ったらどんどん出しますと言う」


