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問題続発「うやむやにできぬ」 首相背水 強気を演出 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:国会
「中国にとってチベット問題は大変大きな問題であり、いろいろと今までも配慮しながら、心配しながら胡主席は対応してきたと思う」。福田首相は衆院外務委員会などでも中国側に理解を示す発言をしてきた。首脳会談でも、中国政府のチベット騒乱への対応や少数民族政策を具体的に問いただす場面はなかった。
後期高齢者医療制度や、ガソリン税の暫定税率復活などで世論の反発を受けている福田首相。発足当初は6割近かった内閣支持率も20%前後にまで低下した。
だからこそ、最近の国民の中国に対する「不満」と「不信」の高まりに敏感に反応した。中国に対して毅然(きぜん)とした態度を示す必要を強く感じていたのだろう。
ただ、結局、ギョーザ事件でも両首脳が一刻も早い真相解明に期待を表明し合っただけで終わるなど、具体的な進展や提案はなく、毅然した発言も、ポーズの域を出ないままだった。
北京五輪への発言でも、「協力を惜しまない」と強調。五輪開会式出席は「情勢が許せば前向きに検討する」と意欲を示した。具体的成果が見えぬ中、早々と“五輪カード”を切った形となった。