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【福田康夫首相会見詳報(1)】「無責任な状態解消が必要 歳入関連法案再可決」 (1/2ページ)

2008.4.30 19:49
このニュースのトピックス国会
記者会見する福田康夫首相=30日午後、首相官邸(撮影・大西史朗)記者会見する福田康夫首相=30日午後、首相官邸(撮影・大西史朗)

 福田康夫首相は30日夕、揮発油(ガソリン)税の暫定税率復活を含む歳入関連法案が衆院本会議で再議決されたことを受けて首相官邸で記者会見し、「国全体の財政を預かり、国民の福祉、地方の景気にも責任を持つ私としては、歳入不足が継続するという無責任な状態を解消することが必要であると判断し、衆院で歳入法案を可決し、成立させることにした」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

     ◇

 「新年度が始まりまして、きょうでちょうど1カ月たちました。すでに4月1日から歳出予算の執行が開始されておりますが、その裏付けとなる歳入法案の参院審議が始まってから2カ月が経過して、ついに賛否を決することもなく、修正の表明もなく、本日を迎えることになりましたことは、国会運営上のこととは申しながらも、まことに残念なことであります。今や国、地方あわせて800兆円もの借金を抱える中で、この1カ月間で1800億円の歳入が失われ、そして、この状態が続けば、毎日60億円もの歳入が国、地方の財政から失われることになります。こうした歳入不足への不安から、すでにみなさまの地域の道路を含めて、全国で5000カ所を超える事業が凍結され、また、全国各地の自治体から教育や福祉といった住民サービスにまで支障が生じ、地域経済にも悪影響が及ぶことを懸念する声が上がっております。身の回りの物価が上昇する中にあって、ガソリン価格の値上げに反対する声が多いということは十分承知をしております。一方で、医療や少子化対策など、社会福祉の充実を求める切実な声もある中で、果たして、この歳入不足の状態をそのまま放置してよいものでしょうか。国全体の財政を預かり、国民の福祉、地方の景気にも責任を持つ私としてはまず歳入不足が継続するという無責任な状態を解消することが必要であると判断し、本日、衆議院において歳入法案を可決し、成立させることといたしました」

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記者会見する福田康夫首相=30日午後、首相官邸(撮影・大西史朗)
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