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【日韓共同記者会見詳報(1)】福田首相「シャトル外交いいスタート」(21日) (1/3ページ)
福田康夫首相は21日、首相官邸で韓国の李明博大統領とともに共同記者会見を行った。会見の詳細は以下の通り。
福田首相「本日、李明博大統領をお迎えし、シャトル首脳外交が大変良いスタートを切ることができました。会談では、最も大切な隣国関係である日韓関係をこれまでになく近いものにし、日韓両国の国際社会の課題に取り組んでいこうという、日韓関係をそのような成熟したパートナーシップ関係に格上げすることが、私たちの仕事であるというような認識で一致しました。強靭(きょうじん)な日韓関係構築ためには、一層の相互理解が必要です。会談では特に、若者の交流を拡大することが重要であるといったような点で一致し、ワーキングホリデー制度の拡充などに合意しました。日韓関係、経済関係が一層緊密なものとすることも重要であります。大統領とは、日韓EPA(経済連携協定)がそのために重要な役割を果たすであろうという点で一致し、今後、実務協議を行っていくこととしました。今日の会談に合わせ、両国トップ企業のリーダーが一堂に会する日韓ビジネスサミットラウンドテーブルが発足し、先ほど、大統領とともに、第1回会合の報告をお聞きしました。今後の活動に、大いに期待をいたしております。日韓最大の共通課題であります北朝鮮問題についても、じっくり意見交換を行いました。核問題については、北朝鮮による早期の完全かつ正確な申告の必要性を確認し、日韓2国間、更には日韓米3国間でも、従来にも増して、緊密に連携していくことで一致しました。日朝関係について改めて拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を実現するとの立場を説明し、大統領からは、わが国の立場への理解と支持を表明していただきました。このほかにも気候変動問題をはじめとする環境課題、エネルギー、開発援助などの国際社会の課題についても、日韓間の協力強化で一致しました。本年後半には、私は韓国を訪問いたします。それ以外にも、北海道洞爺湖サミットの機会など、大統領と率直に話し合うことを通じ協力して、日韓新時代をきりひらいてまいりたいと考えております。

