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【明解要解】アフリカ開発会議 日本の存在感示す戦略的好機 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:中国
■ODAは減少の一途
TICADに参加するアフリカ諸国の主な動機は「日本からの経済援助」(外務省筋)なのが現実だが、日本の政府開発援助(ODA)は厳しい財政事情により、減少の一途だ。経済協力開発機構(OECD)によると、平成12年まで10年連続でODA総額が世界1位だった日本は、13年に米国に首位の座を明け渡した。その後、英国、ドイツ、フランスに抜かれ、18年には5位に転落している。
これに対し、石油・レアメタル(希少金属)の獲得や台湾の国家承認阻止を目的とする中国のアフリカ支援は増え続けている。日本のODAに占めるアフリカ向け援助は10・5%(17年)であるのに対し、中国のそれは4倍の44%に上る。「中国は国内の囚人をアフリカに送り、道路建設などの労働力として動員している」(外務省幹部)という情報もある。
中国はTICADに対抗して、2000年に中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)を発足。06年に北京で開いた第3回会合では、35カ国から元首が参加した。

