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「チベットは内政問題」 日中外相会談
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高村正彦外相は17日夜、東京都港区の外務省飯倉公館で、来日した中国の楊(よう)潔(けつ)●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(ち)外相と会談し、チベット問題や中国製ギョーザ中毒事件などについて協議した。
高村外相は会談で、チベット問題に関し、「さらに透明性を確保してほしい。(チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世側との)対話が重要だ。対話の姿勢を打ち出してほしい」と要請した。
これに対し、楊外相は会談とそれに続く共同記者会見で「チベット問題は中国の内政問題であり、外国は干渉すべきでない」と指摘。胡錦濤国家主席が12日にオーストラリアのラッド首相に語った言葉と同じく、「私たちとダライ集団との矛盾は民族問題でも宗教問題でも人権問題でもない。中国の統一を守るか分裂させるかの問題だ」と主張した。
また、チベットの騒乱は「ダライ集団の組織的策動と国内外のチベット独立勢力が起こした」と繰り返す一方、「私たちは対話のとびらを開いている」とも強調。北京五輪の聖火リレーが26日に長野県で実施されることに関しては、「日本国民が必ず大いに歓迎し、円満裏に成功することを確信している」と語った。
また、両外相は中国製ギョーザ中毒事件について、一日も早い真相解明のため、日中双方が捜査協力をさらに進めていくことで一致。共同開発の海域などをめぐって対立している東シナ海の石油ガス田問題については、14、15両日に北京で行われた外務事務次官同士の会談結果などを踏まえ、今後も解決に向けて努力を継続していくことを確認した。
会談では、胡主席の来日期間を5月6日から10日までの5日間とすることでも正式に合意した。