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後期高齢者保険証の未着7万人超

2008.4.11 18:20
このニュースのトピックス福田内閣
閣議後、記者の質問に答える舛添厚労相=11日午前、国会閣議後、記者の質問に答える舛添厚労相=11日午前、国会

 厚生労働省は11日、今月スタートした75歳以上対象の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険証が高齢者本人に届かない事例が、9日現在で全国6万3468人(未着率約0・5%)に上っていたとの調査結果を発表した。ただ、回答期限後に判明した東京都の約8000人などは含まれておらず、実際には7万人を突破している。これ以外にも、未回答自治体は少なくなく、未着者数は今後さらに増える見通しだ。

 全国調査は、後期高齢者医療制度を運営する都道府県単位の広域連合を通じて行われた。トップは大阪府の1万4650人。次いで愛知県8713人、宮城県3238人−の順。最少は栃木県の18人で、山形県と秋田県も100人を切った。

 舛添要一厚生労働相は11日の記者会見で、「6万3000人に大至急届けさせるように各自治体を指導していく。市町村によって準備が追いつかなかったところもあった」と述べ、6万3000人以外には未着者はいないとの認識を示した。

 ただ、すでに東京都の約8000人が判明しているほか、未回答自治体に相当数の未着者がいるとみられる。さらに、神奈川県の場合、横浜市や川崎市の実数を積算したわけではなく、今回報告した件数はあくまで推計値で、今後、混乱が続く可能性もある。

 厚労省は、保険証が届かなかった理由について、「確実に本人に届けようとして配達記録郵便にしたり、『転送不要』扱いにしたことが一因とみられる」と分析。未着者に対しては、市区町村が本人に連絡を取り再送する。新しい保険証が届くまでは3月までの古い保険証でも医療費が全額負担にならないよう、全国の医療機関に要請している。

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閣議後、記者の質問に答える舛添厚労相=11日午前、国会
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