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【官房長官会見】聖火リレー「中国の申し入れ踏まえ対応」(10日午後)

2008.4.10 18:25
このニュースのトピックス官房長官会見

 町村信孝官房長官は10日午後の記者会見で、26日に長野市で予定されている北京五輪の聖火リレーについて、「中国側からいくつかの申し入れもあったようなので、それらを踏まえながら適正に対応していきたい」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

【チベット】

 −−チベットの問題に関して、北京オリンピックの聖火リレーに関することだが、米国サンフランシスコでの聖火リレーでは非公開のままルートが変更された。改めて、日本の長野で行われる聖火リレーの際の対応をどのように考えているか

 「まあ、聖火リレーはオリンピック成功のために、世界各地を回って盛り上げるという目的だろうと思います。わが国としてはオリンピックの成功というものを期待をしているわけですし、参加しようとしている数多くのスポーツ選手がいらっしゃるわけです。その一環として長野でも聖火リレーがあるということで。まあ、しかし、混乱を起こさないようにということで、関係する方々が今いろいろな準備をしておられるんだろうと。中国側から幾つかの依頼というか申し入れもあったようでございますから、それらを踏まえながらですね、適正に対応していきたいと、こう思います」

 −−中国政府が日本の聖火リレーに関して警備員を派遣したいと要請していると一部報道があったが、事実関係は。

 「ちょっとすいません。そこまでの…。幾つかの申し入れがあるというのは聞いておりますが、具体のことまでは私は承知をしておりません」

【対北制裁】

 −−北朝鮮に対する日本独自の制裁だが、きょうの自民党の部会で制裁の延長を報告し、了承をとったが、継続する判断の理由は?

 「正式にはあしたの閣議で決めることになろうかと思います。半年ごとに判断をすることになっておりますけれども、この半年間を振り返ってですね、北朝鮮から拉致、核、ミサイルについて、具体的な、前向きなアクションがとられていないということを踏まえて、結論を言えば、制裁を延長することが妥当であろうと、このように考えております」

 −−今後の6カ国協議、あるいは日中協議に向けたスタンスは

 「もとより6者協議というフレームワークができ、その中で日朝のバイの会談も行われるという仕組みになっているわけでありまして、私どももそのフレームワークを大切にしながら、また、それを活用しながらですね、拉致、そして核・ミサイルは日本だけではない共通の問題として、その前進が図られるように、日本としても積極的な役割を果たしていこうと、こう思っているわけであります。残念ながら、6者協議も開かれておりませんし、日朝も個別には開かれていないという状態ではありますけれども、私どもとしては、たとえば拉致のご当人、被害を受けておられる方が、また、家族のみなさん方も大変お年をめしてきておられます。その意味で一刻も早くこの問題を解決しなければならない。そのために、いろいろな方法で努力をしている最中ですが、残念ながら、拉致については成果が上がってきていないという状態であります。特に核問題につきましては、米朝協議が進んできておりますが、今の時点では何か具体の進展があったということには必ずしもなっていない。シンガポールでの話がどういう状況になっているか。まだ詳細は判断するには至っていないわけでございます。いずれにしたしましても、核のない朝鮮半島、そして安定的で平和な北東アジアを作るために、この6者協議のフレームワークを大切にしながら、ぜひ、前進できるようにですね、関係各国と協力をしながら進めていきたいと思っております」

 −−米国による北朝鮮のテロ支援国家指定だが、米朝協議の詳細は明らかになっていないが一定の進展があったという話もある。テロ支援国家指定解除について、現状の見通しは。

 「これは優れて米国政府の判断によることであります。また、米国は米国なりの判断の基準があろうかと思いますが、その中に明示的に拉致という言葉が入っていることはないと聞いております。しかし、日米関係を悪化させてまで、北との関係を改善をするということもまた、ないというよう話を今まで、累次の、たとえば私とライス国務長官との、先般もライス長官、2月におみえになりましたが、そのことは確認をしておりますし、また、首脳レベルの会談、外相レベルの会談でもそれは重要な要素として考慮をするということが何度も発言があります。今回の、シンガポールの会談の中でも拉致問題の前進ということを、ヒルさんは言われたようでございますし、そういったことの積み重ねがいい解決する方向に向かうのではないかということも期待をしております」

 −−日本独自の制裁解除に拉致問題の進展が不可欠であるというスタンスでいいのか

 「拉致、核、ミサイル、その主要な観点を総合的に勘案して、私どもは制裁の問題について考えると、従前から申し上げておりますし、そのスタンスは変わっておりません」

【歳入関連法案】

 −−きょう予算関連法案が実質審議入りした。感想と今後の審議への期待は

 「ようやっとですね、本当に文字通り、ようやっと審議が始まった。通常であれば、参議院は3月に入れば、歳出と同時に歳入法案も議論してきたんですね。今までは。それが政治的な判断で、4月9日まで実質的な審議入りがなかったということは私は極めて異例な事態だと。異常な事態だと、こう思って、早く審議を始めてもらいたいということを何度も、何度もこの会見の場で申し上げましたし、党は党で、時に参議院の中でそのことを何度も申し上げてきましたけれども、いろいろな理由を付けてですね、今日まで審議が遅れたことは大変残念なことだと思って。しかし、審議が始まったわけでありますから、一刻も早く適切なる判断をして、結論を出していただきたいと期待をしているところであります。もっとも、この歳入問題というのはすでに予算委員会で相当議論がもう行われておりましてですね、まったく一からの議論ではない。こう私は思っておりますので、審議そのものにそんなに時間がかかるのかなという印象は残っておりますが、これは参議院の中で、現場でのどういうご判断をされるかということにかかっていると思います」

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