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【官房長官会見】「民主党は複雑怪奇な政党だ」(9日午前) (1/5ページ)
町村信孝官房長官は9日午前の記者会見で、参院本会議における渡辺博史日銀副総裁案の採決で、民主党が反対したことについて「民主党は複雑怪奇な政党だ」と批判した。
【日銀人事】
「先ほど、参議院の本会議で、白川(方明)総裁にはご了承いただいた、ご同意をいただいたようですが、渡辺(博史)副総裁は不同意になったということになりました。一言で言えば、大変残念な結果でありますし、しかし結果は結果として、厳粛に受け止めなければならない。こう思っております。しかし、渡辺氏のように国際金融に精通をし、行政能力もあり、かつ、人格識見に優れた渡辺氏を同意しない、ということについて、率直に言って私は理解ができません。昨日の夜、民主党の鳩山(由起夫)幹事長が報道陣の前で2つの理由を挙げておられたと記憶をしております。1つは、これは小沢(一郎)代表が言っておられることかもしれませんが、天下りであると。天下りであると。しかし、天下りの何が問題かというと、要は、まあいわば能力の乏しい人間が、監督官庁の権限をもって人を送り込む。それが、いわば天下りの弊害なんだろうと思いますけれども、一体、日本銀行はいつから財務省のコントロール下に入ったんでしょうか。天下りだというのであれば、それは日銀の独立性を一切、今、認めていないということを、民主党は今の日銀と政府の関係あるいは財務省との関係をそう定義している、ということでありますから、私はこの天下り論というのはまったくナンセンスだと思います。また、『財金分離』ということを言われます。要するに財務省出身が中央銀行にいてはいけないということだと思いますけれども、世界中見渡して、財務省出身者が中央銀行の幹部にいることはごく当たり前のことになっておりまして、こうした財金分離論というのは国際的に、これまたナンセンスな議論であるばかりでなく、日銀法第4条をもう一度引用いたしますが、『通貨および金融の調節が経済政策の一環をなすものであることを踏まえ』、一環であるということをはっきりいっているわけであります。『金融政策が政府の経済政策の基本方針と整合的なものでなければならない。そのために常に政府と連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない』。日銀法第4条に政府との関係がこう書いてある」