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日銀人事 政府、福井氏続投を打診 民主は拒否
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19日で任期が切れる福井俊彦日銀総裁(72)の後任人事をめぐり、政府・与党と民主党などの野党は17日午前、断続的に水面下で協議した。福田康夫首相はこれまでのところ、参院で不同意となった武藤敏郎副総裁(64)に代わり、福井総裁と武藤副総裁の「期限付き」の任期延長で総裁空白の事態を避けたい考えだが、民主党などは拒否している。
政府は当初、17日昼にも衆参両院議院運営委員会による合同代表者会議に新たな候補を提示。国会ではこれを受け、18日に衆参各院の議運委で候補者から所信を聴取し、19日の各院本会議で採決する段取りでいた。
自民党幹部は17日午前、民主党幹部に電話で福井、武藤両氏の期限付きの任期延長を提案したが、同党幹部は「難しい」と述べた。自民党幹部はまた、両党の幹事長会談も打診したが、民主党幹部は「今さらセレモニーなんかやってもしようがない」と拒否した。
このままだと、同日中の国会への再提示は難しくなり、先の採決で衆参両院から同意された元日銀理事の白川方明(まさあき)京大大学院教授(58)が総裁職を代理する事態もでてくる。
首相は17日昼、官邸で開催された政府・与党連絡会議で「人事の停滞は許されない。早く決めないといけない」と表明。同時に「民主党の考えが伝わってこない」との不満も示した。
総裁人事をめぐっては、政府が7日、総裁に武藤氏、副総裁に白川氏と伊藤隆敏東大大学院教授(57)を提示した。参院では武藤、伊藤両氏を不同意としたため、首相は新たな対応を迫られていた。


