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日銀総裁案きょう再提示 山口、白川両氏ら軸
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福田康夫首相は17日、日銀正副総裁人事案を再度国会に提示する。前回提示して参院で不同意とされた、武藤敏郎副総裁(64)の総裁昇格を再提示するのは見送る方向だ。代わって、「セカンドベスト」として検討していた日銀出身の山口泰(ゆたか)前副総裁(67)や、衆参両院が副総裁就任に同意した白川方明(まさあき)京大大学院教授(58)の総裁就任を軸に調整を進めたもようだ。
政府・与党内には、自民党の与謝野馨前官房長官が16日、NHKの番組で「参院で否決されたのをぶつけるのは乱暴すぎる」と述べるなど、武藤氏の再提示は困難との見方が大勢だ。首相は、参院で不同意とされた副総裁候補の伊藤隆敏東大大学院教授(57)の再提示も見送る方向だ。
首相官邸サイドは16日、衆参両院の議院運営委員長に電話し、17日に再提示することを伝えた。自民党の大島理森国対委員長は16日夕、民主党の山岡賢次国対委員長に電話し、「17日朝に会って相談したい」と述べた。
民主党内には、白川氏の「昇格」のほか、元財務官の黒田東彦(はるひこ)アジア開発銀行総裁(63)や渡辺博史国際金融情報センター顧問(58)なら容認する考えが広がっている。
同党の鳩山由紀夫幹事長は16日、テレビ朝日の番組で、黒田、渡辺両氏について「財務官は国際金融に詳しい。それぞれすばらしい方だと伺っている」と述べた。菅直人代表代行はフジテレビの「報道2001」で、現職の福井俊彦総裁(72)の任期を暫定的に延長する案に、「日銀法を改正するのは日程的に無理。総裁が空白となったら(白川)副総裁が代行することだ」と否定的な見解を示した。