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度重なる「犯行」に政府も強く反発 シー・シェパード捕鯨船妨害
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環境保護団体シー・シェパードの所属船が南極海の公海上で、日本の調査捕鯨船「日新丸」に酪酸入りの薬瓶などを投げ入れて3人がけがをしたことを受け、政府は3日、シー・シェパードの行為を強く非難した。海上保安庁は立件も視野に捜査に着手しており、度重なる「犯行」に、日本側として何らかの対抗措置が必要があると判断したようだ。
町村信孝官房長官は同日の記者会見で「公海上で合法的な活動に従事しているわが国の船舶、乗組員の安全に不当な危害を与えようとするものであり、許し難い行為だ」と強い調子で指摘した。
小野寺五典外務副大臣は、シー・シェパードにの船舶が船籍を持つオランダのハーメル駐日大使に遺憾の意を伝えるととともに、オランダが国内法に基づく措置をとるよう要請。船舶が直前に寄港したオーストラリアのマクレーン駐日大使に対しても、外務省の小田部陽一経済局長が同様の措置をとった。これに対し両大使はそれぞれ遺憾の意を表明した。
海上保安庁によると、事件現場は公海上で、日新丸に同乗していた海上保安官はシー・シェパードに乗り込み犯人の身柄を拘束することはできない。また、同庁は南極海で長期間航行できる砕氷船を保有していないため、警笛やスピーカーで警告を発することしかできなかったという。
この日外務省はアフリカやアジアなど12カ国を招き、捕鯨への支持拡大を訴えるセミナーを都内で開催。クジラを過度に保護すれば魚類の減少を招くと主張していた。小野寺外務副大臣は「科学的見地から冷静に議論すべきだ」と訴えた。