MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

なんたる国会…強行突破の代償は? 自民、民主ともイバラの道 (1/2ページ)

2008.2.29 19:58
このニュースのトピックスイージス艦衝突事故

 「私が何もしていないかのように言うので弁明したい。私の携帯電話。これを押せばすぐに石破茂防衛相が出る。やってみましょうか? 官房長官とも秘書官とも…。もう一生懸命ですよ」

 29日午後4時すぎ。衆院予算委員会のイージス艦と漁船の衝突事故に関する集中審議。平身低頭に徹していた福田康夫首相は胸ポケットの携帯電話をつかみ突然キレた。辻元清美衆院議員(社民)に「危機意識が希薄。森喜朗元首相の『えひめ丸』事件と同じだ」と詰め寄られたことがきっかけだった。

 防衛省などで次々に起きる失態。ジリジリと下がる内閣支持率。「話せば分かる」と協調路線を唱え続けてきた首相の我慢も限界に達したのだろう。首相は予算案と日切れ法案について「月内突破やむなし」と早くから腹を固めていた。

 自民党の大島理森国対委員長が2月26日夕、首相官邸を訪れ、「29日夜の衆院通過」の腹案を示すと「お願いします」とあっさりゴーサインを出した。平成20年度の予算執行に支障が出ないデッドラインは3月4日。ギリギリの攻防を覚悟していた大島氏は肩すかしを食らい、「野党が理不尽な審議拒否をしても、もはや『はいそうですか』と言うしかないな」と興奮気味に語った。

 昨年秋の臨時国会の新テロ対策特措法や、1月末の「ブリッジ法案」では、ギリギリまで逡巡(しゅんじゅん)してきた首相がなぜこうも潔くなったのか。

 最大の動機はイージス艦の事故だろう。

 これ以上予算審議が長引けば、野党による石破氏の辞任要求はますます強まることは確実。海上自衛隊幹部による情報漏洩(ろうえい)疑惑が新たに浮上していたことにも首相は焦りを募らせたようだ。

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。