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ギョーザ事件 日本は中国に真相究明求める
このニュースのトピックス:官房長官会見
福田康夫首相は28日夜、中国製ギョーザの中毒事件で、中国公安省が中国国内での毒物混入に否定的な見方を示したことについて「(中国の)捜査当局の発表は日本と共同して、しっかり調査したいということを言っていたんじゃないですかね。非常に前向きですね。中国も原因を調査し、その責任をはっきりさせたいという気持ちは十分に持っていると思う」と指摘した。
ただ、あいまいな幕引きは、首相が看板に据える「消費者重視」路線が揺らぎかねず、自民党からは「首相が強い姿勢で中国に臨まないと、世論がさらに政権に厳しい目を向ける」(閣僚経験者)との声も漏れている。また、4月に予定されている胡錦濤国家主席の来日に影を落とす可能性もあり、日本政府は今後も外交ルートを通じて中国側に冷静な真相究明を求めていく方針だ。
町村信孝官房長官は28日午後の記者会見で「胡主席の来日が成功したといえるよう努力する必要があると認識してもらいたい」と中国側の一層の努力を求めた。中国側が日本の捜査協力に不満を示していることにも「日本が依頼した資料が出てきていないこともある」と反論した。
政府内には「中国公安省は日本側が針小棒大に騒いでいると思っている」(外務省筋)との見方がある。政府高官も28日、「中国指導部は胡主席訪日への影響を懸念しているが、現場レベルでは役所のメンツにとらわれている」と指摘した。