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ライス米国務長官が米兵事件に「遺憾」

2008.2.27 23:03
このニュースのトピックス北朝鮮拉致事件

 福田康夫首相は27日夕、来日したライス米国務長官と首相官邸で会談した。ライス長官は沖縄県で米海兵隊員による女子中学生暴行などの事件が相次ぎ発生したことに「極めて遺憾であり申し訳なく、深刻に受けとめている」と表明、日米両国で再発防止を徹底させることで一致した。北朝鮮問題でも意見交換し、北朝鮮に核計画の申告を確実に実施させるよう両国の連携を強化させることを確認した。

 米海兵隊員による事件が相次ぐことに、ライス長官は「再発防止に向けて最大限努力したい」と発言、首相も「再発しないような態勢をしっかりとやりたい」と応じた。

 沖縄での海兵隊員による事件を受け、政府は在日米軍とともに、基地外に居住する米兵の人数を年1回日本側に通知することや、希望する自治体を対象に市街地への監視カメラを設置することなどの対策をまとめている。

 首相は会談後、記者団に対し、6カ国協議で合意した核計画の申告を北朝鮮が応じず、協議が膠着(こうちやく)状態にあることについて「いろいろな角度から北朝鮮を説得しなければならない」と述べた。首相はまた、拉致問題も取り上げて、米国の協力を要請、ライス長官は「米国にとっても関心のあることだ。しっかりと日米が協力して北朝鮮と話し合おう」と応じたという。

 ライス長官はこの後、町村信孝官房長官とも会談し、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の主要議題となる地球温暖化対策について日米両国が協力していくことを確認した。

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