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防衛省連絡体制の不備露呈 事務次官通達を改善 (1/2ページ)

2008.2.20 00:47
このニュースのトピックスイージス艦衝突事故
漁船と衝突し、船首右側に傷が残るイージス艦「あたご」(左)と衝突で二つに割れた漁船「清徳丸」の船首部分漁船と衝突し、船首右側に傷が残るイージス艦「あたご」(左)と衝突で二つに割れた漁船「清徳丸」の船首部分

 イージス艦と漁船の衝突事故の情報が福田康夫首相に伝わったのは19日午前4時7分の発生から約2時間後、石破茂防衛相への伝達も約1時間半後で、連絡体制の不備を露呈した。石破氏は同日、強い不快感を表明するとともに、重大な事件・事故発生時の情報伝達に関する事務次官通達を陸海空の各幕僚長から直接、防衛相に伝えられる方式に改めた。

 事故の第一報が福田首相に届いたのは午前6時。運用企画局運用支援課からの連絡を首相秘書官が電話で伝えると、首相は「漁船員の捜索に全力を尽くせ」と指示を出した。政府はこれに先立つ5時55分、首相官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置していた。首相は同日昼、記者団から連絡遅れの再発防止策を問われ「それは自分(防衛省)で考えてやるでしょ」と防衛省を突き放した。

 一方、石破氏、町村信孝官房長官が連絡を受けたのは首相よりも20分早かったとはいえ、事故発生から約1時間半後の5時40分だった。首相への連絡が20分遅れたのは、官僚機構を下から上にさかのぼる形で報告を上げていった結果だった。石破氏も防衛省の事務次官や担当局長の後に連絡を受けていた。

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漁船と衝突し、船首右側に傷が残るイージス艦「あたご」(左)と衝突で二つに割れた漁船「清徳丸」の船首部分
捜索に向かった同じ組合の漁船の帰りを心配そうに待ち漁港から海を見つめる組合関係者ら =19日午後5時25分、千葉県勝浦市川津(小松洋撮影)

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