ニュース: 政治 RSS feed
米兵の出足鈍る基地の街 暴行事件後、初の週末
このニュースのトピックス:不祥事
中3少女暴行事件で米海兵隊員の逮捕後、初めての週末を迎えた基地の街。沖縄県沖縄市の「ゲート通り」では16日未明、前日がペイデー(給料日)だったにもかかわらず、事件の影響から米兵の出足は鈍った。
「見ての通りさ」。ライブハウス「JET」店内に米兵の姿は少ない。「いつもなら海兵隊も多いけど、今日は空軍だけだね」と古堅喬オーナー(57)。「事件のたびに客足が遠のくから経営に響くよ」と首を振った。
ゲート通りには、週末を楽しもうと繰り出した米兵グループの姿も見られたが、地元タクシー運転手(64)は「いつもの週末の半分ぐらいだね」。傍らを3人1組の見回り米兵が、肩を怒らせ厳しい表情で通り過ぎた。
アーケードの入り口で話し込む20代前半の3人の海兵隊員。「ペイデーだから、ほんとならもっと大勢出歩いてるはず」と事件の影響を否定しない。2週間前にイラクから戻ったという3人は「事件が事実なら許せないね」と口をそろえた。
米兵が集まるクラブの案内係の女性(65)は「今日は日本人の女の子も少ない」と話したが、通りで米兵と声を交わす2人の20代女性は「怖いことなんてない。遊び方を知ってれば事件に遭うことはない」と素知らぬふり。
暴行事件の被害少女が声を掛けられた胡屋十字路付近では、米兵の車とタクシーが衝突。警察官に米軍の憲兵隊も加わり事故処理に当たった。タクシー乗客の男性の怒鳴り声が通りに響いた。