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【政治家の隠れ家はここだ】小泉総裁誕生の夜、亀井氏は… (2/3ページ)
このニュースのトピックス:政治家の隠れ家はここだ
平沼氏は「小泉さんから政調会長をやれと言われた」と用件を伝えた。つまり、自民党総裁に就任した小泉氏は、亀井氏を政調会長ポストからはずし、平沼氏を起用するという党役員人事を断行しようとしたわけである。亀井氏は案外さばさばした口調で、「いいじゃないか。受けろよ」と返事をした。だが、亀井氏の隣席にいた派閥会長の江藤隆美元総務庁長官は激怒した。亀井氏から受話器を受け取った江藤氏は、「何だと思ってるんだ。一本釣りは絶対許さん。亀井がだめなら平沼でなんて絶対に受け入れられない」と怒鳴った。江藤氏は、派閥の結束を維持するためにも、主要ポストの人事については、小泉氏と相談の上で決めることにしていた。にもかかわらず、派閥会長の頭越しに派内に手を突っ込み、平沼氏本人を一本釣りしようとした小泉氏のやり方が許せなかったのだ。
この一件で、平沼氏は政調会長就任を逃すことになる。代わりにこのポストに就いたのは麻生太郎氏である。そして、平沼氏は平成17年9月、小泉氏が仕掛けた郵政民営化の是非を問う衆院選をきっかけに、亀井氏らとともに自民党を離党することになる。
外松をよく利用する政治家として、まず名前が挙がるのは亀井氏だろう。部屋にバンドを呼んで、「兄弟仁義」を絶叫調で歌う。カラオケではなく生バンドの演奏で歌う理由は、「亀井氏が歌う音程と速さに合わせて、臨機応変に演奏のキーやリズムを変えなくてはならないから」と笑いながら解説するのは、同僚議員。「こわもての亀井氏だが、歌う姿は意外に憎めない」との評も。