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「リベラル」河野議長が斡旋役 今後もキーマンに?
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ブリッジ(つなぎ)法案の扱いについて、衆院の河野洋平議長が参院の江田五月議長とともに与野党の斡旋(あっせん)役を務めた。河野氏は今後も「ねじれ国会」で合意形成に向けて努力する考えを示した。河野氏が斡旋に乗り出す機会がさらに増えるとみられるが、リベラル色が強いとされる河野氏の動きが今後も政局に大きな影響を与えそうだ。
「『ねじれ現象』をどう克服するか。もっと踏み込んで積極的に合意を作っていく。そういう形を作っていかないといけない」。30日午後、与野党が斡旋案で合意したのを受けて、江田氏、横路孝弘衆院副議長、山東昭子参院副議長と一緒に国会内で会見した河野氏は時折笑顔を浮かべながらこう語った。
河野氏は当初から与野党協調路線の必要性を感じていたようで、29日昼にはひそかに江田氏と都内のホテルで会談。その後、仲裁に乗り出した。与党の一部からは、ブリッジ法案の採決を強行すると、河野氏が衆院本会議開会のベルを押さないのではないかという疑念まで生じた。
歴代自民党総裁でただ一人、首相になれなかった河野氏が議長に就任したのは平成15年11月。境遇をみかねた森喜朗元首相が議長就任を打診した。だが「ハト派」を自任する河野氏は自らの主張を強くアピールするようになる。17年6月7日、小泉純一郎首相と会談し、靖国神社参拝に慎重な対応を求めた。18年8月15日の全国戦没者追悼式では戦争責任に言及した。
斡旋案をまとめた江田氏も河野氏と同じように「戦後レジーム」を守る必要性を唱えている。リベラル色が強い両氏による仲裁に与党側が気遣う場面が増えそうだ。(笠原健)
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