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ブリッジ法案、衆院採決へ パニック回避へ「奇策」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ガソリン税
今国会最大の焦点となっている揮発油(ガソリン)税などの暫定税率を担保する歳入関連法案(日切れ法案)の年度内成立に向け、自民、公明両党は28日、現行税率を5月31日まで2カ月間維持するブリッジ法案「国民生活等の混乱を回避し、予算の円滑な執行等に資する法律」を29日に議員立法として国会提出する方針を決めた。29日中の衆院本会議での採決を目指すが、30日にずれ込む公算が大きい。(石橋文登、大谷次郎)
与党は綱渡りで隠密調整
法案を1月中に参院送付すれば、「60日みなし否決」規定(憲法59条)による年度内成立が確実となり、「4月パニック」は回避されるが、民主党など野党は審議拒否で徹底抗戦の構えを見せており、国会は展望が開けぬ闇の中に突入する。
政権奪取を掲げる民主党の「ガソリン」攻勢を受け、追い込まれた与党が「奇策」を編み出すまで、水面下で綱渡りの調整があった。
日切れ法案の1月中衆院通過が絶望的となった25日朝、国会施設内に自民党の伊吹文明幹事長、大島理森国対委員長、古賀誠選対委員長が密かに顔をそろえた。このままいけば3月末の現行法期限切れを前に民主党が攻勢をかけ、福田政権が崖っぷちに追い込まれることは明らかだった。
「初めて私の考えを明かしたい。3月末の混乱を避けるには、セーフティーネットとしてブリッジ法案を検討すべきではないか」
伊吹氏はこう切り出し、ブリッジ法案を1月中に衆院通過させるための段取りをとうとうと説明した。大島、古賀両氏も最後は「こうなったらやむを得ない」と賛同。民主党の「ガソリン値下げ」キャンペーンを打ち崩す「隠密作戦」はここから始まった。