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秘策?奇策? 与党内にくすぶるブリッジ法案
このニュースのトピックス:ガソリン税
福田康夫首相は25日夕、自民党の一部で浮上している揮発油税の暫定税率の期限を延長する議員立法(ブリッジ法案)について「特別なことを私が考え、やっているということはない」と述べ、慎重姿勢を示した。首相官邸で記者団に語った。
これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「民主党がガソリン国会と言って対決的な姿勢を示すので、与党もいろいろ考えないといけなくなる。考えないで済むようにしてほしい」と答弁し、民主党に協調路線を呼びかけた。
ブリッジ法案は、政府が提出した歳入関連法案(日切れ法案)が3月末の期限内に成立しなかった場合の混乱を防ぐための「つなぎ」として、現行税率を4月1日以降3カ月間延長を担保する法案。議員立法なので首相らの答弁を省略できるメリットがある。
昨年10月、自民党の久間章生元防衛相が提唱し、党内で先の臨時国会への提出を検討したが、「国会が空転しかねない」と断念した。与党執行部は「ブリッジ法案は二度手間になる」と否定的だが、町村派の一部などから「最終手段として再検討すべきだ」との声が上がっている。
森喜朗元首相は25日、民放テレビ番組の収録で、「(日切れ法案が年度内成立しなかったら)国民の皆さんに大変な迷惑をかける。当分は期限前の法律のままで、という安全弁としての考え方ではないか」とブリッジ法案に一定の理解を示した。
一方、民主党の山岡賢次国対委員長は25日午前、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、「ブリッジ法案を提出すれば不退転の決意で阻止する」と述べ、与党が国会提出に踏み切った場合、審議拒否戦術で徹底抗戦する姿勢を示した。