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首相に与党が苦言 少数勢力の参院自民、支持層突き上げの公明 (1/2ページ)
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国会は22日、参院本会議でも代表質問が始まった。福田康夫首相に対し、自民党の尾辻秀久参院議員会長は「年金担当相設置と党派を超えた人材登用」といった大胆な提言を相次いでぶつけた。衆院でも公明党の太田昭宏代表が給与所得増大など生活重視の具体的な提案を投げかけた。それぞれ参院での劣勢、支持母体からの突き上げといった「お家事情」を反映したようだ。身内からの注文に淡々と答えた首相は、民主党の質問には逐一、反論してみせる場面もみられた。
尾辻氏の質問は野党議員の様相を呈した。衆院で質問した共産党・志位和夫委員長と同様、大企業主導による経済成長戦略に疑問を挟み、年金記録紛失問題では痛烈に政府を批判した。
さらに、野党からの閣僚登用や民主党・小沢一郎代表が提案する「速やかな年金加入者全員への記録確認はがき送付」を「助け舟だ」と指摘。野党議員の拍手を随所で受ける「かつて見たことのない現象」(山崎正昭参院幹事長)まで起きた。
背景には、野党が過半数を占める参院自民の悲哀がありそうだ。先の臨時国会では民主党提出の法案が次々と可決される事態に直面。揮発油(ガソリン)税の暫定税率を含む歳入関連法案(日切れ法案)では、民主党の輿石東・参院議員会長が「総力を挙げて阻止する」と宣言したように、参院が主戦場になる。
危機感を募らせる参院自民は年度内成立に向けて60日の「みなし否決」が適用できる1月中の参院送付を衆院側に求めているが、衆院側には「昨年の参院選で敗北した参院に言われたくない」(三役経験者)との不満もくすぶる。

