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首相そっちのけで自民と民主が批判合戦 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:消費税問題
福田康夫首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が21日に始まったが、独自カラーがあまり見えない首相をそっちのけにして、自民、民主の二大政党の幹事長が批判合戦を展開した。また、通常の代表質問と異なり、与党と野党が攻守所を変えて、民主党の鳩山由紀夫幹事長が延々と政策を語って、自民党の伊吹文明幹事長が攻撃するという場面も多く、衆参「ねじれ」国会を象徴するような幕開けとなった。
「政権交代が現実のものとなりつつある今日、国民が知りたいのは今の政府の方針ばかりではない」
トップバッターで質問に立った鳩山氏が冒頭から挑発的な言葉を発すると、議場は民主党議員の拍手と、自民党側の「早く質問しろ!」とのヤジが混ざり合い騒然となった。
鳩山氏は暫定税率廃止を重ねて強調し、基礎年金の全額税方式への転換など「政権政党」を念頭に具体策を次々と提示。「さながら民主党による施政方針演説だ」(自民党中堅)との声も聞こえた。
ただ、党のトップが担うことが多い通常国会冒頭の代表質問に立ったのは、小沢一郎代表ではなかった。しかも、小沢氏は鳩山氏の質問に対する首相の答弁が終わると、2番手の伊吹氏の質問の前に中座してしまった。
伊吹氏は鳩山氏への皮肉たっぷりに、「自党のプロパガンダではなく首相に質問する」と質問を開始した。さらに、11日の新テロ対策特別措置法の再議決を途中退席して批判を浴びた小沢氏に当てつけるように、「小沢代表は残念ながら議席にいないが…」と嫌みたっぷりに指摘した。
その後、議場に戻った小沢氏について、鳩山氏は本会議後に、「(伊吹氏の質問は)聞くに値するとは思わなかったということだろう」と強弁したが、後味の悪さを残した。
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