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「4月パニック」に現実味 日切れ法案で衆参自民に軋轢 (1/2ページ)

2008.1.8 18:09
このニュースのトピックスガソリン税

 18日召集の通常国会を前に政府・与党の足並みが早くも乱れ始めた。3月末で期限切れとなる歳入関連法案(日切れ法案)をめぐり、1月中の衆院通過を主張する参院自民党と、国会冒頭からの混乱を恐れて慎重姿勢の衆院自民党の軋轢(あつれき)が広がっている。民主党は揮発油税の暫定税率廃止を掲げ、早期解散に追い込む構えを見せており、衆参の足並みがそろわぬまま国会に突入すれば、ガソリン買い付け騒ぎや株価暴落、輸入品高騰など、消費者を直撃する「4月パニック」が現実味を帯びてくる。

 「衆院は今さらどうするつもりなんだ。何も分かっていない」

 「早く解散したいから『どうぞ混乱させてください』という宣戦布告じゃないのか?」

 7日午後、国会内で参院自民党幹部は顔を見合わせ、煮え切らない衆院執行部をののしった。

 参院執行部を最初に怒らせたのは伊吹文明幹事長だった。6日にNHK番組に武将が出陣の際に着る陣羽織で出演し、日切れ法案を「1月いっぱいで議了するのは無理だ」と言い切ったのだ。

 町村信孝官房長官も7日、「いろんなお知恵をいただいたが、お知恵はお知恵。現実的に(1月中の衆院通過は)国会日程上成り立たない」と一刀両断。福田康夫首相までも自民党の新年会で「堂々と正道を歩む。奇策もないわけじゃないが、それは国民の信頼を失うことだ」と述べた。

 昨年末の衆参与党国対委員長会談で大島理森国対委員長は「衆院再議決を使っても日切れ法案は年度内成立させる」と明言していただけに参院側は「話が違う」となった。ある参院幹部は「衆院はまだ4月パニックの恐怖を理解していない」とつぶやいた。

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