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肝炎…独法… 「指導力なし」福田首相はダブルパンチ (1/2ページ)

2007.12.20 19:56
このニュースのトピックス独立行政法人・公務員削減
記者のインタビューに答える福田康夫・首相 =20日午後6時54分、首相官邸(撮影:酒巻俊介)記者のインタビューに答える福田康夫・首相 =20日午後6時54分、首相官邸(撮影:酒巻俊介)

 薬害C型肝炎訴訟の和解交渉の決裂と独立行政法人改革の後退−。福田康夫首相は20日、「政治決断」を求められた2つの局面で、目に見える形で指導力を示すことはなかった。「官僚寄り」「民に冷たい」との印象が強まり、政府の対応には与党内からも不満が出始めている。年金統合問題などを受けて内閣支持率が急落する中、福田政権は一層の逆風にさらされようとしている。

 「公務員いじめをしているような世の中ではいけない」

 首相は20日、地元・群馬県の上毛新聞の新春用インタビューでこう述べ、官僚擁護の立場を強くにじませた。

 首相はもともと、父の故赳夫元首相が旧大蔵官僚出身とあって「官僚寄り」と指摘されてきたが、この日決断を迫られていた「肝炎」と「独法」への対応が「官僚に徹頭徹尾、踊らされてきた首相の姿を露呈させた」(自民党中堅)といえる。

 首相は20日夜、肝炎訴訟の和解協議で原告側が政府の修正案を拒否したことを受け「再び薬害が発生したことに被害者に申し訳ない。これで私どもは終わるとは思っていない。大阪高裁の判断であれば柔軟に対応する。原告にも応じてほしい」と記者団に語った。

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記者のインタビューに答える福田康夫・首相 =20日午後6時54分、首相官邸(撮影:酒巻俊介)
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