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海自ずさん…共用PCに秘密情報 1尉を処分 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
海上自衛隊航空集団司令部所属の第22航空群(長崎県大村市)に勤務する1等海尉が、内規に反して部隊内で閲覧可能なパソコンに秘密情報を含んだ防衛資料を保存していたことが発覚し、関係者が処分されていたことが18日、分かった。海自は「処分内容が基準に満たなかった」として事実関係を公表していない。イージス艦の中枢情報など国防の根幹にかかわる情報の流出が相次ぐ中、海自のずさんな管理の実態が改めて浮き彫りになった。
海自によると、今年6月、航空部隊で2年に1度行われる訓練検閲で問題が発覚。1尉が使用している業務支援パソコンに、対潜水艦訓練用の「ブリーフィングシート」が保存され、画面上にはショートカットが作成されていた。LAN(構内情報通信網)で他のパソコンとつながっており、部隊内では自由に閲覧できる状態だった。
ブリーフィングシートは対潜水艦訓練の内容を詳細に記した資料。訓練に参加する潜水艦の艦名や、使用する電波の周波数などが明記されており、こうした情報は高度な秘匿性があることから「秘」に指定されている。これまでの調査では情報の外部流出は確認されていないという。
海自では今年1月、イージス艦の中枢情報が持ち出されたり、ファイル交換ソフト「ウィニー」経由で各種情報が外部に流出したことが発覚。5月には第1術科学校(広島県江田島市)で多数の隊員らが内規に反して、本来所持してはいけない文書を持っていたことが分かり、情報管理の甘さが指摘されてきた。