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町村信孝官房長官「ただちに無償資金協力をやめると決断していない」と会見 (2/3ページ)
【政治とカネ】
−−福田総理の政治資金をめぐる問題が報道されているが、長官の認識は。総理から何らかの言及はあったか
「私自身は昨日の夜この話を聞きました。けさ閣議後、短い時間ではありましたが、総理ご自身からもお話を聞いたところでございます。詳細については、きょう昼間、総理ご本人のぶらさがりで一定の話があろうかと思うし、また時間、場所は定かではありません。たぶん今日の午後かと思いますが、福田事務所から秘書さん、あるいは専門の方からご説明があろうかと思います。詳細は私もまだ必ずしも把握しておりませんから、あまりあれこれ申し上げるのは今はさし控えたいが、取り立てて違法性はないというふうに総理は理解されているようだし、適切に対処されているのではなかろうかと思っております」
【ミャンマー】
−−改めて、ミャンマー情勢に対する日本政府の対応は
「毎回このところ触れているわけで、日本政府としては今回の不幸な死亡事件が起きる前から、ミャンマー政府に対しては事態の話し合いによる解決ということを求めていたわけですが、いよいよ長井健司さんがお亡くなりになるということが発生しました。まず心からご冥福をお祈りし、哀悼の意を捧げるということ。この件については昨日の夜、官房長官の談話ということで発表したとおりでございます。今後どうするのかということがあるわけですが、引き続き事態の真相の究明ですね。なぜ、こういうことになったのかということを、真相究明をまず求めていくということが当面一番大切なことであろうと思っております。また、同時に、こうした事態が起きないように強く求めていくということでございます。国際社会全体でどう取り組んでいくのか。これは国連等における議論もあろうかと思います。安保理、あるいは人権委員会説いたような場でもでてくるようでございますから、あるいはASEANの中でも議論が開始されるということもある。そうした国際的な動きを踏まえながら、日本でもしっかりと対応していきたいと思います。なお、政府でも海外渡航に関する状況というのでしょうかね。前回一段階上げたが、さらにもう一段階上げまして、渡航の延期をお勧めしますという危険情報を27日発出して、できるだけ今、ミャンマーに行くのはお控えくださいという危険情報をレベル2から3に上げたということもやったところだ」
−−中国はミャンマーの軍事政権を擁護していることで民主化弾圧をエスカレートさせているという指摘があるが日本政府として中国にどう働きかけていくか
「きのうですか、中国でちょうど六者協議が行われている。ちょうど我が邦から佐々江アジア大洋州局長が中国の武大偉次官とミャンマー問題について話し合ったようでございます。そういう中で今のこうした事態を冷静に解決していく必要がある。武力的な弾圧は好ましくないということでは意見が一致しているようですから、そういう働きかけを中国もしちえるものと私は理解している。ただ、まあ、長い目で見たときにタン・シェ政権というものが早く憲法を作る、早く民主的な選挙を行うと言いつつ、ずっと時間がたっていると。そのことを我々日本は、日本の立場で早くきちんとした民主的なプロセスに入るべきである等々は申し上げてきたが、そこのスタンスは中国とは確かに違いがあったんだろうなと思います。ただ、今のこの事態については、私は意見が一致しているんだろうと思う」
−−アメリカは制裁発動を発表した。日本政府として制裁をどう考えているか。ODAについては、新規支援は凍結しているが、緊急の人道支援についてはどうするか
「制裁問題については先ほど申し上げた安保理等の場でどういう話になっていくかをしっかり見極めたいと思います。また、援助のあり方、円借款は出していないが、無償資金協力を通じた人道援助は確かにあります。これのあり方については今の事態の推移、真相の究明等も見極めながら政府で考えていこうと思います。いま、ただちに無償資金協力をやめるという決断をしているわけではございません」
−−当初、政府から外務省から入った一報では流れ弾ということだったが、映像などで確認すると、非常に至近距離から撃たれているということで、ねらい撃ちをされたという見方もあるが、事実関係としては政府としてはどのように
「今分かっているところでは27日夜、大使館の医務官が遺体を確認したが、銃弾が右胸下部から入って心臓を貫通し、左側の背中の上部に向けた跡が残っていたということで、おそらく出血多量による即死であるという報告を大使館の医務官がしておるところです。それが意図的なものであったかどうかは、至近距離であったかとか、そのへんはまだ真相を今後究明すべきところであろうと思います」
−−中国はミャンマーの制裁に反対しているばかりか、同じ人権弾圧国のスーダンの支援国だが、オリンピックの参加、不参加ということで中国に善処を求めるべきではないか。総理は今朝の電話会談で強く求めたのか
「電話会談の詳細は私もまだ聞いておりませんから、外務省でよくご確認をいただきたいと思います」
−−オリンピックの参加、不参加の問題は
「そこまでの議論にはまだなっていません」