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安倍首相会見 ほおやせ、目に力なく (1/2ページ)
このニュースのトピックス:安倍前首相
突然の辞任表明後、入院から11日ぶりに姿を現した安倍晋三首相。ほおはげっそりとやせ、目に力はない。声はややかすれて張りがなく、総裁選で圧勝し、自らの政策を熱く語った1年前のはつらつとした姿は面影もなかった。首相在任中、相次ぐ閣僚の不祥事に追われ続けたが、最後は自身の釈明会見で政権の幕を下ろすことになった。
東京・信濃町の慶応大学病院。安倍首相は、午後5時過ぎに、ゆっくりとした足取りで会見場に登場。中央の椅子(いす)に静かに座ると、「どうしても一言、国民のみなさんにおわびを述べさせていただきたい」と低い声で切り出した。
「一国の総理として辞任の最大の理由を説明しなかった判断をどう考えるか」「臨時代理を置かなかった理由は」。次々と繰り出される質問に、一つずつ言葉を選びながら答えた。病状のため乾燥するのか、唇を何度も舌で湿らせていた。
主治医らが同席する異例の会見。「点滴と安静で数日で回復されることを期待したが、食欲がなかなか回復しなかった」。安倍首相の体調を説明し、体重が5キロ減ったことも明らかにした。
そんな安倍首相が唯一語気を強めたのは、質問が麻生太郎前幹事長の「クーデター説」に及んだとき。質問した記者の目をしっかりと見据え、はっきりとした口調で否定した。