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【主張】農水相更迭 大敗後の危機感忘れたか (1/2ページ)
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政権立て直しに向けた内閣改造後、安倍晋三首相の最初の政治決断は、閣僚更迭となってしまった。
遠藤武彦農水相が組合長理事を務める農業共済組合の補助金不正受給問題は、辞任に発展した。
トラブル続きの農水相の人選は、とりわけ慎重に行ったはずだ。改造からわずか1週間での辞任劇は、不運だったではすまされない問題だ。更迭は当然の判断である。
補助金不正受給は、作物被害を補償する共済の加入者を水増しする方法で、農家と国が折半する掛け金について、国の負担分115万円を不正に受け取っていたものだ。
3年前に会計検査院から指摘され、遠藤氏も報告を受けたという。しかも今年5月に、未処理のままであることを指摘されながら、補助金を返還していなかったという悪質さだった。
その間の事情を遠藤氏は知らないとしているが、国会議員をトップに据えた組合が、外部の指摘も無視して不正にほおかむりをしていた。そう受け取られても仕方がない詐欺行為だ。