政治日米豪EUで宇宙行動規範 宇宙ゴミ対策で協調 中国の宇宙活動牽制も+(1/2ページ)(2012.2.27 01:40

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日米豪EUで宇宙行動規範 宇宙ゴミ対策で協調 中国の宇宙活動牽制も

2012.2.27 01:40 (1/2ページ)日米関係

 日本、米国、オーストラリアと欧州連合(EU)は、宇宙開発・利用に関する多国間の協力枠組みとなる「宇宙活動の国際行動規範」の年内策定に向け動き出した。人工衛星の運用に大きな脅威となっている「宇宙ゴミ」(スペースデブリ)発生を制限する国際ルールづくりに主眼を置く。その裏には、宇宙開発に力を入れ、衛星破壊実験などを繰り返す中国を牽(けん)制(せい)する狙いもある。

 行動規範の策定作業はEUが主導しており、7、8両日には事務レベルによる初会合をウィーンで開いた。すでに草案も策定しており、宇宙ゴミ対策として人工衛星破壊の自制や、人工衛星への衝突回避に向けた通報制度の確立、被害国の協議申し入れなどが盛り込まれた。「宇宙ゴミの清掃責任」の定義化も検討課題とすることが決まった。

 宇宙ゴミとは、運用を終えた人工衛星やロケットの部品・破片など。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、10センチ以上の宇宙ゴミが約1万6千個確認され、小さいゴミを含めると数十万個に上るという。これらが秒速7~8キロの猛スピードで地球を周回しており、10センチほどの破片1個が衝突しただけで宇宙船が完全に破壊されるという。

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