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【橋下徹研究】第5部 39歳の“大阪城主”(1)秀吉か、信長か「新しい城」へのこだわり (1/3ページ)
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「府庁舎の移転は、必ず大阪のベイエリアに大きな発展をもたらすと考えます」。今月11日、大阪府議会本会議で、庁舎の移転について改めて決意を表明した知事の橋下徹(39)に対し、議場にはしらけたムードが漂っていた。
知事の意向は、老朽化した建物を耐震補強などで使うのではなく、大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、大阪市住之江区)を安値で買い取り、全面移転するというもの。すでに市との交渉にも入っているが、移転には地方自治法で府議会の3分の2の賛成が必要になる。
「誰が好きこのんであんな場所に行きますかいな」「都心部から離れすぎで、緊急時の司令塔に向いていない」。そうした声は自民、公明の議会与党からも強くあがっている。根底にあるのは、現在の庁舎の場所が「大阪城の隣」であり、「豊臣秀吉の時代から大阪の政治の中心地」というこだわりだ。
橋下は記者会見などで「改革の一番の障害はノスタルジー」と指摘。さらに、「庁舎を変えることで職員の意識の変化をうながし、街の中心を(海側の)西へ移したい」と大阪の都市構造そのものを変えることにまで言及している。
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