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【橋下徹研究】第3部茶髪弁護士の誕生(3)若さ前面、ケンカ“演出” (1/3ページ)
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■出る杭は打たれた 若さ前面、ケンカ“演出”
大阪地裁の西側に5階建ての古い雑居ビルがある。ここがイソ弁(居候弁護士)から独立した橋下徹(39)が最初に事務所を構えた場所だ。平成10年2月のことである。「松田優作の探偵物語にあこがれてましてね」。自身もそう話すように、大正10年建築の外観は正面玄関に鬼瓦の装飾を施したレトロな建物で、「高校時代からいつかここで商売したいと目をつけていた」という。
橋下が借りたのは1階奥の8坪の部屋で、扉を開けると、「ギィー」という音が響いたが、家賃は十数万円。開業資金やスタッフの人件費まで含めると、相当な額になる。「大阪で独立するには10年以上」ともいわれる弁護士の世界にあって、橋下の1年未満というのは異例だった。
「同期でも一番早かった。みんな『本当にやっていけるのか』と心配していたが、本人は楽観的だった」。当時、橋下が事務所で開いた開業パーティーに出席した司法修習生時代の同期はそう話す。橋下は彼らとの付き合いをことのほか大事にしており、知事になる前は同窓会などにも必ず出席していたという。
別の同期生は「気心の知れた集まりで、みんなに名刺を配り歩くのはあいつぐらい。営業心丸出しだったが、それでも嫌みにとられない不思議な魅力を持っていた」と語るが、同期以外で、橋下と親しい弁護士はほとんどいない。
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