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半世紀以上も市税を過大徴収 市川市に存在忘れられた条例
このニュースのトピックス:地方自治
千葉県市川市で昭和29年に制定された市税の減額条例が適用されず、市民税が半世紀以上も過大徴収されていたことが14日、分かった。市は平成16年度以降に3297人から過徴収した32万9700円を返還する。市財政部は「条例制定以来、適用した形跡がない。申し訳ない」と謝罪したが、15年度までの50年間の過徴収分は地方税法の時効で返還できないという。
半世紀以上も存在が“忘れられていた”のは「個人の均等割の税率の軽減に関する条例」。
条例は、年収35万〜38万円の配偶者、被扶養者について一律3000円の均等割市民税から50円を減額、この対象者が2人以上いる世帯主についても1人50円を減額するという内容。世帯主1人当たり最高200円が市民税から減額される規定のはずだった。
昭和29年の均等割市民税は400円でその後5回値上げされたが、市職員らは誰も条例の存在に気づかず、50円の減額金額もそのまま。今年7月の条例再点検作業で“発見”された。
当初から適用されなかった理由や、過大徴収された正確な人数、額はあまりに昔の話で不明という。
市は次の議会に条例の廃止を提案する方針。