MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

大阪市財政再建素案 市長は四面楚歌? 聖域「敬老パス」も見直し着手 (1/2ページ)

2008.9.5 00:50
このニュースのトピックス橋下府政

 大阪市が4日明らかにした経費削減素案。事業見直しでは「聖域」として歴代市長も見直しに踏み込めなかった「敬老優待パス」の上限導入に切り込んだ。しかし、職員給与カットでは民主推薦で当選した平松邦夫市長の支持母体の労組が激しく反発しており、市議会でも、与党の民主を含め全面的に賛成を表明する会派はない。「改革のスピード」と「メディアへの露出度」では、大阪府の橋下徹知事に先を越されている格好の平松市長。「なんとしてもやりとげたい」と語ったが、今後、イバラの道が続きそうだ。

 

“聖域”に踏み込む

 市の敬老優待パスが“聖域”だった理由は選挙にある。パスが70歳以上の全高齢者約31万人に配られ、この年代の投票率が高いからだ。平松市長が初当選した昨年11月の市長選でも、地下鉄民営化を打ち出した関淳一前市長が当選すればパスがなくなるとうわさが流れ、陣営があわてて否定したこともあった。

 見直しの背景には、ICカードの導入で使用実態が判明したことがある。カード1枚あたりの平均利用額は今年7月で2470円だったが、一部には8万円以上を利用した例が発覚。カードが悪用された可能性が出てきたからだ。

 今回の見直しに、この日、市内で開かれた高齢者福祉大会に出席した都島区の田邊和正さん(76)は「一定の制限を設けることは仕方がない。財政が厳しい中、老人を甘やかしすぎていた」と話すが、旭区の樋口朝江さん(75)は「乗車証があるからデパートや催しにも行ける。年をとったら交通費を払うのも大変で上限は設けないでほしい」と訴えた。

 

労組は反発

 平松市長が削減素案の発表が終わった直後、大阪市労働組合連合会(市労連)の石子雅章書記長が、A4用紙2枚のコメントを読み上げた。表情は険しく、「これまで一切、交渉も協議もない」「職員に負担を強いるだけの行政改革」と厳しい言葉が並んだ。

[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。