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【分権の壁】第3部 「本丸」の攻防(下) 「鍛え方が違うんだよ」 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:独立行政法人・公務員削減
国の出先機関の見直しを行う政府の地方分権改革推進委員会(委員長=伊藤忠商事会長・丹羽宇一郎)は、年末の2次勧告に向けた府省側との折衝を「秋の陣」と位置付ける。8月1日には出先機関存廃の基準を示した「中間報告」(※(1))をまとめた。一見、順調に作業が進んでいるかにみえるが、重い宿題も積み残している。
5月の1次勧告では、国が整備、管理する直轄国道の約15%、1つの都道府県内で完結する1級河川の約40%を地方に移譲することで合意した。宿題とは、これを2次勧告までに具体化させる作業だ。
出先機関の見直しが改革の「本丸」なら、1次勧告の具体化はその前哨戦であり「二の丸」「三の丸」攻めともいえる。
■国交省VS知事会
1次勧告とりまとめの過程で、地方への権限移譲に臆面(おくめん)もなく「ゼロ回答」を繰り返した中央府省。その壁に穴を開けた全国知事会(会長=福岡県知事・麻生渡)が7月25日、移譲を具体化させる国土交通省との初交渉に臨んだ。だが、国交省は一部移譲を認めた1次勧告のときとは一転、態度を硬化させた。
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