ニュース: 政治 RSS feed
【橋下知事、あなたの意見は?】(44)イルミネーションの費用対効果は (1/2ページ)
大阪のメーンストリート、御堂筋をイルミネーションで彩る「光る御堂筋」をはじめ、府内各地の名所をライトアップする「大阪ミュージアム構想」をめぐり、数多くの意見を頂いた。反対が大勢を占め、知事も導入の先送りを考えているようだが、賛成意見もあったので紹介したい。
大阪市の男子大学生(20)のメール。《メディアなどで取り上げる大阪といえば、道頓堀に新世界、タコ焼き、吉本興業、阪神タイガースといったステレオタイプの大阪ばかり。決まりきった場所しか取り上げないメディアには不満があります。その点、イルミネーションは大阪の良いところを紹介してくれると思います》
また、別の男性(58)も《「光る御堂筋」は大賛成。「きれいだからぜひきてよ」と知人に言えるイベントを実現してほしい》としていた。
イルミネーションに「大阪のイメージを変えてくれる」という期待感を持っているのだろう。
大阪に訪れた観光客の統計をみると、平成10年は約1億2800万人だったのに対し、18年は約1億4300万人とおおむね上昇傾向にある。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のオープン(13年)などが主要因だろう。イルミ案には観光都市としての成長にあわせ、新たな観光資源を整えることで、都市活性化につなげたいという狙いもあるとみられる。
ただ、橋下徹知事はこれまで府立施設の見直しなどをめぐり費用対効果について厳しく言及してきただけに《イルミネーションをすれば、いったい誰にいくらのメリットがあるのか。しっかりと試算したものを出してもらわなければ納得できない》という声も多い。
60歳の方からのメールは、《イルミネーションでは「子供が笑う」どころか、青少年の夜遊び推進になり、犯罪を誘発する。お父さんの帰宅も遅くなる可能性だってある》としていた。(河)