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橋下知事、御堂筋で“街角ギャラリー”検討 イルミネーションは先送り

2008.5.20 11:55
このニュースのトピックス橋下府政

 大阪府の橋下徹知事が、府内の各名所を芸術作品に見立ててにぎわいの創出をはかる「大阪ミュージアム構想」の一環として、大阪市の御堂筋(中之島−難波間、約3キロ)沿いのビルの1階部分などに府収蔵の絵画、彫刻などの美術作品の展示を検討していることが20日、わかった。一方、同区間をイルミネーションで彩る構想は今年度は試験導入にとどめ、本格導入は先送りする意向を示している。

 府は平成2年から13年まで、国際現代造形コンクール「大阪トリエンナーレ」を開催。府立現代美術センター(大阪市中央区)が民間の倉庫などに、同コンクールで入選した絵画、版画、彫刻作品▽戦後の関西美術コレクション▽著名な写真家の作品−など計7600点の府所有の美術品を収蔵している。

 その一部は同センターや常設の展示スペースで展示するとともに、ホテルのロビーなど民間にも貸し出されているが、年間を通じて多くが倉庫に眠ったままで、府有の美術品の有効活用が以前からの懸案となっていた。橋下知事はこの解決策として、大阪の“顔”である御堂筋での美術品の展示を構想したとみられる。

 一方、イルミネーション計画については、御堂筋のシンボルであるイチョウは木の枝が少なく、木々の感覚も広いなど装飾に不向きな状況であることや、府の財政難などを理由に、府庁内での反発の声が大きく、橋下知事は「今年度は調査費をつけ、一部区間で試験的に導入して、どんな感じになるか検証したい」としている。

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