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兵庫県庁舎復元計画めぐり伊藤博文もやきもき (2/2ページ)
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これに対し、市も昨年9月に学識経験者や地元住民の代表者などを集めて跡地利用検討委員会(委員長、中川幾郎・帝塚山大法政策学部教授)を設置。運河に面した立地条件を生かした宅地開発や商業施設の誘致などを検討しており、全体で数十億円規模という土地については「基本的に有償でなければ渡せない」との意見が大勢を占めているという。
初代県庁舎があった場所はもともと、戦国武将として活躍した池田氏が築城した兵庫城の跡地。江戸時代には大坂町奉行所の与力や同心が詰める勤番所が設置され、後の県庁舎では伊藤博文も執務した。一帯は、平安時代末期に平清盛によって貿易港「大輪田泊」(おおわだのとまり)も置かれるなど日宋貿易の拠点でもあったという。
県担当者は「観光資源と初代県庁舎が結びつけば、多くの観光客を呼び込める」と期待を寄せるが、結論には、まだ時間がかかりそうだ。

